IFTTTを経由して、温度センサのデータを定期的にGoogle スプレッドシートに保存します。 パーツライブラリにある多様な温度・湿度センサに対応しています。
This
には、WebhooksのReceive a web request を指定します。ここで付ける Event Name
はWebAppの設定に入力します。That
には Google Sheets の Add row to spreadsheet を指定します。初回は Google アカウントとの連携のために、Google アカウントへのアクセスの許可を求められます。またオプションで、スプレッドシートのどの列に何を記録するかや、保存先フォルダを指定することができますが、変更の必要はありません。Documentation
から、Web リクエストのキーを確認することができます。このキーはWebAppの設定に入力します。対応しているセンサとその接続方法は、それぞれ以下の通りです。必ず下記のピンアサインを確認した上で、正しい向きに接続してください。
アナログ温度センサLM35DZ, LM60, LM61, LMT87, MCP9700, MCP9701の場合は、以下のように接続してください。
{ gnd: 0, output: 1, vcc: 2 }
S8100B, S8120Cの場合は、以下のように接続してください。
{ gnd: 1, output: 0, vcc: 2 }
秋月電子のモジュール AE-SHT31 に合わせたピンアサインです。
{ vcc: 4, sda: 3, scl: 2, adr: 1, gnd: 0 }
秋月電子のモジュール AE-BME280 に合わせたピンアサインです。 I2C方式で通信するため、J3をジャンパ接続する必要があります。 ただし、パーツライブラリの説明のように、直接接続はおすすめできません。
{ vio: 5, gnd: 4, csb: 3, sdi: 2, sdo: 1, sck: 0 }
スイッチサイエンスのモジュール SSCI-022361 に合わせたピンアサインです。 ただし、パーツライブラリの説明のように、直接接続はおすすめできません。
{ vio: 0, vcore: 1, gnd: 2, csb: 3, sdi: 4, sck: 5, sdo: 6 }
その他のBME280モジュールを使う場合にご利用ください。
{ vio: 0, gnd: 1, sck: 2, sdi: 3 }
DHT12の場合は、以下のように接続してください。
{ scl: 0, gnd: 1, sda: 2, vcc: 3 }
obniz開発コンソールのメニューから サーバーレスイベント
を選びます。このWebAppを指定し、きっかけとして 繰り返し
を選びます。30分おきなど、センサの値を記録したい間隔を指定してイベントを作成してください。
初期設定では、Google ドライブに IFTTT
というフォルダが作成され、その中に作成されるスプレッドシートに、時刻やセンサ値が一行ずつ記録されていきます。
IFTTTの仕様で、スプレッドシートの更新が数時間遅れることがあるようです。その場合はIFTTTの My Applets
から作成したアプレットを選択し、Settings
にある Check now
をクリックすると、溜まっていたデータが一気に更新されるようです。